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3月16日23時36分に福島県と宮城県で起きた最大震度6強の地震で、両県にまたがる地域を中心に消費先のLPガス設備に被害が発生しました。
両県のＬＰガス協会によると、設備損傷によるガス漏れは福島で11件、宮城で23件確認された。いずれもすぐに修繕し復旧されています。
この他に、ガス漏れは無かったが供給設備に被害が生じ改善が必要な先は福島で95件、宮城93件となっていて、震度6強クラスの地震がくるとガス供給設備にかなりの影響がでることを改めて痛感させられましたが、災害時における被災状況とその後の迅速な復旧は、「災害にも強いLPガス」を具体的かつ明確に示 せたのでは思える事象でした。
大規模災害が発生した場合を想定し、販売施設からの二次災害の防止に努めるとともに、日々一般消費者等のLPガス設備の耐震性の強化や一般消費者ができる適切な対応等の周知によって、防災対策の推進を図ることが必要と思われます。

株式会社イングコーポレーション